寝たふり作戦

日本に帰国する前の11月、もしかしたらこのままいけば卒乳かも？？なんて思えるほどにおっぱい依存度が減っていたリュウセイ。・・・が、日本に帰国して、夜中に起きてしまうと、泣き出す→隣の部屋のじいじ＆ばあばに迷惑→即授乳、を繰り返しているうちにまたまたおっぱいっ子に逆戻り。

そしてマレーシアではそれに加速がついて、おっぱい中毒児に。

そもそもは、マレーシアでお腹を壊して食べ物を受けつけなくなったとき、授乳でしのいでいたのが始まり。それに加えて、マレーシアの車事情。チャイルドカーシートなるものはなく（持っている人は持っているけど、まだそれほど一般的ではない）、常に抱っこ。車の中ではあっちこっち移動してやりたい放題の無法地帯。危ないので、おっぱいをあげてなんとかじっとしていてもらう作戦に出たら、昼間の授乳が10回とかとんでもない回数に。当然リュウセイは大満足の超Happyで、そんなこんなをしているうちに、すっかり中毒になってしまいました。

カナダに戻ったら、また一からやり直し！と心に決めていました。

時差ぼけもあったけれど、なかなかリュウセイもしぶとくて、夜中に2～3回は起きては「っぱ！」「っぱ！」と欲しがり、もらえるまでは1時間でも2時間でも泣いたり喚いたりKissしてきたり叩いてきたりを繰り返し、母もなだめたり言い聞かせたり、あの手この手で対応するもののなかなか思うようにはいかず。おっぱいがないと、どうやって寝て良いのか本人も分からない様子で、こんなふうにしてしまった母に責任があるわ、、、と心痛めたり。

それならいっそ、なだめたりするのはやめて、寝たふり決め込もう！と決意して3日。

これがうまくいっているみたいです。嬉しい☆
夜9時に授乳して就寝。その後2時ごろ目がさめて「っぱぃ！っぱ！」と泣きながら母のほうにもぞもぞと移動して、何度も母にKiss（これが超かわいくてにやける）。15分程度で、眠りこけている母からの授乳を諦めて、母のお腹の上によじのぼって来て、ラッコ抱き状態でまた就寝（これまた超かわいい）。次は朝の6時に目覚め、ここでは授乳。いまのところ、この夜中の2時に起こされるのがつらいけれど、このまま寝たふりを続けていけば、夜中に起きることもないんじゃないかと期待している母です。

夜通し寝られるようになったら、リュウセイにとっても良いよね。


写真） 倒れたクマを起こしてあげるリュウセイ
　　　　（このクマは、Joeyが子供のころに買ってもらって大事にしていたものだそう）